2024.04.22
仮想通貨(暗号資産)は上昇がやや優勢。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)も高い。
20日(土)午前、BTCは半減期を無事に迎えた。従来6.25BTCだったマイニング報酬は3.125BTCに半減され、今後もおよそ4年毎にマイニング報酬が減額される予定。最終的に、2140年前後にマイニング報酬はゼロになる見込みだ。マイニング報酬が減るにつれて、マイナーにとってはBTCの価格動向と送金手数料がますます重要になるだろう。
なお、半減期到来前後のBTC価格に大きな動きは見られず、直近はやや上昇で推移している。アルトコインもおおむね穏やかな動きであり、今後は大方の予想通りBTC価格が上昇するかどうかに注目が集まりそうだ。
4時間足チャート(BTCUSDT)
4時間足チャートでBTCUSDTを見ると、21期間移動平均線(SMA)が重要だとわかる。下落局面では21期間SMAまで反発するたびに下落し、上昇局面では21期間SMAまで下落するたびに反発している。
今後、明確な上昇トレンドに戻るには、200期間SMAを上回れるかどうかが鍵になるだろう。200期間SMAで反落する場合は、21期間SMAを再び下回る可能性があり、要注意だ。
なお、RSIに目を転じると、緩やかに上昇している様子がわかる。買われすぎの水準までには距離があり、価格にも上昇余地があるだろう。