2024.04.24
仮想通貨(暗号資産)は上昇が優勢。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)も上がった。
BTCのプロトコル改善提案「BIP-420」が注目を集めている。これが実装されると、BTCでスマートコントラクトが利用可能になり、オンチェーン取引や安全なブリッジもできるとされる。この提案は議論の初期段階にあり、実際に採用されるかどうかは不明だ。
なお、BIPとはBTCコミュニティへの提案機能で、コミュニティ参加者は提案に対して議論し、最終的に投票を経て採否が決定される。投票は民主的な方法である一方、過去にはビットコインキャッシュ(BCH)がBTCから分離するなど、騒動が繰り広げられてきた。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、上昇が続いている様子がわかる。21期間移動平均線(SMA)の上を推移すると同時に200期間SMAに頭を押さえられており、値動きが徐々に狭くなってきた。今後、どちらのSMAを抜けて進んでいくかが、重要なポイントになりそうだ。
RSIの動向を見ると、緩やかに上昇を続けている。買われすぎの水準までにはいくらかの余裕があり、上昇余地がある。全体として、BTCは上昇圧力のほうがやや強いといえるだろう。