2024.04.25
仮想通貨(暗号資産)は全面安。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)も下落した。
4月20日にBTCの半減期を迎え、マイナーのマイニング報酬は従来比で半減となった。半減期以降のハッシュレートを確認すると、20日を頂点にして下落に転じている様子がわかる。しかし、下落幅はわずかにとどまっており、上昇トレンドに変化は見られない。
マイニング報酬の減額にもかかわらずハッシュレートが上昇傾向を示していることは、マイナーのBTC価格見通しが強気であることを示している。過去の値動きが繰り返されるなら、今後のBTC価格は上昇すると見込まれており、今後の推移に注目が集まっている。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、21期間移動平均線(SMA)のサポートを得ながら上昇した後、200期間SMAで頭を押さえられた様子がわかる。この結果、価格は21期間SMAを下抜けた形となり、下落の勢いが優勢だ。今後、反発局面を迎える場合、21期間SMAで反落するかどうかに注目だ。下落が続く場合、60,000ドル付近のサポートラインが下落目途となるだろう。
RSIに目を転じると、上昇傾向から一転して下落している。現時点では弱気と判断可能で、RSIの観点から見ても価格下落への警戒が必要だ。