2024.05.07
仮想通貨(暗号資産)は下落が優勢。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)も下がった。
証券取引アプリを運営するロビンフッドが、米証券取引委員会(SEC)からウェルズ通知を受け取った。ウェルズ通知とは、SECが訴訟を提起する際に、事前に相手方に送付する通知を指す。ロビンフッドは仮想通貨関連で法令違反があったとみなされた模様だ。
その後、仮想通貨関連の複数の弁護士がSECを批判したと報じられており、彼らはウェルズ通知の発行を恣意的な乱発だとしている。ロビンフッドの他にも、DEXのUniswapもウェルズ通知を受け取っており、一連の裁判の行方が注目される。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、価格下落後に上昇に転じている。上昇の過程で21期間移動平均線(SMA)を上抜けたものの、200期間SMAを明確には超えられず、再び21期間SMAを下回った。ただし、60,000ドル台前半のサポートラインに支持された模様で、下落の勢いは弱い。右肩下がりの200期間SMAがレジスタンスラインとして機能しており、今後もしばらく横ばいで動く可能性がありそうだ。
RSIを見ると、50台で推移しているものの、やや弱い動きとなっている。上下いずれの方向にも強い動意を見いだせない。価格がどちらの方向に進むか、今後の展開を見守る必要があるだろう。