FantomがSonicにブランド変更

FantomがSonicにブランド変更

2024.05.20

FantomがSonicにブランド変更

相場概況

仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)は下げたがイーサリアム(ETH)はほぼ変わらず。

先週土曜日、新しいレイヤー1ブロックチェーン「Sonic Network」について、Fantom Foundationが詳細な情報を公開した。SonicはFantomの後継チェーンで、ネイティブトークンのティカーシンボルはSとなる。Sonicはレイヤー2ブリッジでETHと接続され、FTMホルダーは1:1の割合でFTMをSに交換可能だ。

開発チームによると、Sonicへの移行により、ユーザーとDappsは従来よりも高性能な機能を享受できる。今後のSonicの開発方針についてコミュニティによる投票を実施するとしており、FTMホルダーは提案内容を吟味すべきだろう。

チャート分析

4時間足チャート(FTMUSDT)

チャート分析

FTMUSDTを4時間足チャートで見ると、レンジから上昇トレンドへの変化がわかる。レンジ相場では、200期間移動平均線(SMA)に頭を押さえられる形でやや売りが優勢だった。

価格が200期間SMAを上抜けると、21期間SMA付近で押し目を作りつつ、上昇トレンドを形成している。SMAは2本とも右肩上がりに転じており、この観点からも上昇トレンドだといえるだろう。現在の価格は21期間SMA付近に位置しており、再び上昇するかどうか注目だ。

今後の主な経済指標

  1. 21日 18:00【ユーロ圏】貿易収支、建設支出
山本鉄壁
山本鉄壁

著者:山本鉄壁

著者:山本鉄壁

FXと仮想通貨をメインとし、投資歴は20年を超える。トレードで独立後に別のペンネームで書籍を出版したり投資雑誌に寄稿したりするなど活躍中で、主に英語メディアで日々最新情報をチェックしている。