ステーブルコイン、日常金融ツールとして利用拡大、貯蓄・報酬・国際送金で存在感

ステーブルコイン、日常金融ツールとして利用拡大、貯蓄・報酬・国際送金で存在感

2026.02.18

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ステーブルコイン、日常金融ツールとして利用拡大、貯蓄・報酬・国際送金で存在感

相場概況

仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)は下落、イーサリアム(ETH)は上昇した。

CoinbaseやBVNK、Artemisの共同調査によると、ステーブルコインを貯蓄や決済、収入手段として利用する動きが拡大している。仮想通貨保有経験者を対象とした15か国4,658人の調査では、半数以上が過去1年でステーブルコインを保有し、既存保有者の約半数が残高を増加。平均では貯蓄の約3分の1が仮想通貨やステーブルコインに割り当てられていた。フリーランサーなどは収入の約35%をステーブルコインで受け取り、約4分の3が国際ビジネスの容易化を実感。

送金や決済コストを平均40%削減できたとの回答も多く、特に通貨変動の大きい地域や国際決済基盤が弱い地域、アフリカやアジア太平洋で利用意欲が高まっている。

チャート分析

日足チャート(BTCUSDT)

チャート分析

BTCUSDTを日足チャートで見ると、1月末から始まった下落が継続していたが、ここ数日はやや下落気味ではあるが横ばいとなっている。ただし、21日移動平均線(SMA)は明確な下落傾向、200SMAも緩やかに下落、RSIは30付近で売られ過ぎを示唆しており、相場感は非常に悪い。

このまま21SMAに頭を抑えられる形で下落するか上抜けできるかに注目だ。

今後の主な経済指標

  1. 18日 22:30【米国】住宅着工件数
  2. 18日 23:15【米国】設備稼働率
富坂 昇(とみさか・のぼる)
富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

数理モデルに基づくゲノム解析の研究からプライベート・エクイティ・ファンドの運営に携わった後、独立。デリバティブ取引とオプション取引で得た知見を基に、暗号資産取引における分散と確率、標準偏差に依拠した独自のトレード手法を確立する。現在のテーマは「アルトコインとミームコインの相克」。