2024.06.21
仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)共に下落した。
Gemini共同創設者のキャメロンとタイラー・ウィンクルボス兄弟は、トランプ前大統領に31BTC(約200万ドル相当)を寄付した。ウィンクルボス兄弟はSNSで、11月の大統領選挙で仮想通貨推進派のトランプ氏に投票すること、その応援のためにBTCを寄付したことを述べた。一方、バイデン大統領については、仮想通貨に対して公然と宣戦布告をしたと主張。特に、バイデン政権下での米証券取引委員会(SEC)の仮想通貨に対する厳しい取り締まりに対して言及していた。
11月に行われる米国大統領選挙の結果が、仮想通貨業界に大きく影響を与えることは間違いないだろう。
日足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを日足チャートで見ると、21日移動平均線(SMA)に沿って推移してきたが、ここ数日は下落傾向にあることがわかる。下落の理由としては、FRBの利下げ期待が予想を下回ったこと、その他明確な上昇要因が無いことが考えられる。RSIも同様に下落傾向にあるが、200日SMAは上昇傾向にある。
60,700ドル付近のサポートライン、200日SMAで価格が下抜けするか反発するか、今後の推移に注目したい。