2024.06.24
仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)共に下落した。
テクノロジー企業DELLのマイケル・デルCEOが、XにてBTCへの興味を示す複数の発言を投稿した。デル氏の「希少性が価値を生む」との投稿に対し、マイクロストラテジー会長のマイケル・セイラー会長が、「BTCがデジタルの希少性だ」と返信し、デル氏はこれをリポスト。他にも、デル氏はBTCのクッキーを食べるキャラクターの画像をXに投稿している。
なお、セイラー氏が会長のマイクロストラテジーでは、20日に1,200億円相当のBTCを買い増ししたところだ。DELLのポートフォリオにもBTCが加わることになれば、仮想通貨市場への影響は大きく、他の企業への影響も期待される。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、21移動平均線(SMA)をレジスタンスラインにして推移している。21SMA、200SMA共に下落傾向であるが、RSIは30付近で売られすぎの水域に達しているため、跳ね返りがあることも想定できる。
今週は、米国のGDP、個人支出といった重要な経済指標が発表されるほか、27日にはバイデン大統領とトランプ前大統領のテレビ討論会が放映される。材料は豊富であり、今週の価格変動に注目していきたい。