バイデン大統領が大統領選撤退を表明し、トランプ氏再選の期待高まる

仮想通貨（暗号資産）は買いが優勢。ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）は共に上昇した。

21日、バイデン大統領が後任としてハリス副大統領を支持し、11月の大統領選挙から撤退することを表明した。撤退を受け、トランプ氏再選の期待がSNSでは高まっている。6月末のテレビ討論会でバイデン大統領の体調不良や高齢による発言の曖昧さに、民主党内からも撤退を進める声が上がっていた。なお、ハリス副大統領の仮想通貨に対する姿勢は明確にしていないが、ホワイトハウスの開示によれば、投資には積極的であるものの仮想通貨の資産は一切保有していない。

バイデン大統領の撤退は、必ずしもトランプ氏に有利に働くものではない。ハリス副大統領に若返ったことで、大統領選は混戦することも予想される。

日足チャート（BTCUSDT）

BTCUSDTを日足チャートで見ると、12日から継続して上昇している。RSIは買われすぎの水準に入っているが、21日移動平均線（SMA）も200日SMAを下回ることなく推移している。71,000ドル付近にレジスタンスラインが確認できることからも、しばらくは上昇することが予測できる。

71,000ドルに到達して頭打ちとなるかどうかが注目のポイントだ。