ハリス大統領候補、仮想通貨業界を支持するのか未だ明確な立場は示さず

仮想通貨（暗号資産）は買いが優勢。ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）は共に上昇した。

ハリス大統領候補の仮想通貨業界に対して肯定的な動きもあれば、否定的な動きと考えられる動きもあり、未だ明確な立場は示していない。22日、カマラ・ハリス大統領候補は、仮想通貨をはじめとする成長産業を支援する施策を支持する意向があることが報じられた。その他、Crypto4Harrisという会議を開催して仮想通貨業界との接触を行い、仮想通貨の規制について見直すとの動きもあった。

一方で、民主党全国大会で公開した民主党の政策綱領では、仮想通貨に言及していない。さらに、ハリス氏は大統領に当選した場合に、ゲーリー・ゲンスラー米証券取引委員会（SEC）委員長を財務長官に指名する可能性が高いとも報道されている。

日足チャート（MATICUSDT）

MATICUSDTを日足チャートで見ると、ここ数日で力強い上昇を見せている。一方で、RSIは買われすぎを示しており、21日移動平均線（SMA）、200SMAは共に下落傾向にある。

0.54ドル付近で確認できるレジスタンスラインを突破できるかどうかが、今後も継続した上昇となるか、下落に転じるかの境目になりそうだ。