2024.10.04
仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に下落した。
国際銀行間通信協会SWIFTは、2025年から北米、欧州、アジアの金融機関同士で仮想通貨や法定通貨の取引について、相互運用性の実現を検証する実証実験を行うことを発表した。 134カ国が中央銀行デジタル通貨(CBDC)の導入を検討しており、現実資産のトークン化市場が2030年には16兆ドルに達すると市場成長が見込まれている。一方で、発行された仮想通貨同士が相互には接続しておらず、発行しても孤立し合っているためグローバルな活用ができないという問題が浮上していることが、今回の実験の背景だ。
SWIFTのトム・ツシャック最高イノベーション責任者は、仮想通貨同士のみならず、既存の法定通貨との相互運用性を確保し、共存することが重要であるとコメントしている。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、9月30日から価格は下落し、200移動平均線(SMA)をサポートラインに推移している。現在は価格に方向感は無く、RSIは売られ気味で21SMAは下落傾向にある。
21SMAが200SMAにデッドクロスするか、価格が200SMAを下回るかが実現されると、下落トレンドに入る可能性もあり、直近の価格の動向には注意が必要だ。