バイナンス創業者CZ氏、ドバイの会議で拍手喝采の中で講演

仮想通貨（暗号資産）は売りが優勢。ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）は共に上昇した。

10月31日、ドバイで開催された会議「Binance Blockchain Week」にバイナンス創業者で元CEOのチャンポン・ジャオ氏（CZ氏）が登壇し、拍手喝采の中、講演した。CZ氏は、今後新たに仮想通貨取引所を運営するつもりはないこと、今は自身の時間の半分以上をギグル・アカデミーという教育プラットフォームの開発に費やしていることを話した。ギグル・アカデミーでは、現在教育を受けられていない人々が学習するためのデジタルプラットフォームを提供することを目指している。

世界で8億人ほどの成人が読み書きできず、その3分の2は女性であること、教育アプリは出てきているが、どれも既存の教育システムを保管するものであるという課題を、ギグル・アカデミーで解決したいそうだ。

日足チャート（BTCUSDT）

BTCUSDTを日足チャートで見ると、上昇傾向にあったが、72,500ドルで反発して下落し、現在は21日移動平均線（SMA）で踏みとどまっている。5日に開催される米大統領選では、ハリス氏の勢いが出てきたこともあり、価格は下落した可能性もある。

今後は5日の大統領選の結果次第で相場は大きく動くことが予想されるが、大統領選までは様子見ムードとなるだろう。