イーロン・マスクがリーダーのDOGE省が今後、株式市場や仮想通貨に影響を与える

仮想通貨（暗号資産）は買いが優勢。ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）は共に上昇した。

ドナルド・トランプ次期大統領の政権下で発足されるイーロン・マスク氏が率いる政府効率化局＝D.O.G.Eが、米国の仮想通貨市場や株式市場に今後影響を与える可能性がある。政府効率化局は行政コストの削減、人員の削減、規制の簡素化等を行うことで、政府支出を抑制し、年間5,000億ドルの支出削減を目指す組織だ。政府効率化局の活動対象となる分野として、防衛、医療、インフラ関連が考えられるが、これらの分野の企業の株価には今後大きく影響を与えるだろう。

政府効率化局の頭文字を取るとD.O.G.Eとなることもあり、政府効率化局の活動結果がDOGEコインの価格にも反映される可能性がある。

日足チャート（ETHUSDT）

ETHUSDTを日足チャートで見ると、6日から急上昇し始めた後は一度横ばいとなっていたが、21日に21期間移動平均線（SMA）が200SMAにゴールデンクロスし、再び上昇を見せている。BTCの上昇は一度頭打ちしたようだが、ETHはまだこれからの上昇が期待できそうだ。RSIは70付近と買いが加熱しており、上昇トレンドの特徴が現れている。

仮に下落に転じたとしても、3,080ドルのラインや200SMAがサポートラインとして控えており、底堅く価格は推移しそうだ。