シンクタンクがアマゾンにBTCを保有することを提案

仮想通貨（暗号資産）は売りが優勢。ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）は共に下落した。

ワシントンD.C.のシンクタンクが、アマゾンにBTCを保有することを提案した。シンクタンクは、消費者物価指数（CPI）が実際のインフレ率を過小評価している可能性を指摘し、高いインフレがアマゾンの現金資産880億ドルの価値を侵食していると主張。BTCが5年間で1,246%の上昇していることを根拠に、資産の5%をBTCに配分し、リスクヘッジすることを提案した。

提案では、マイクロストラテジーが約400億ドル相当のビットコインを保有し、約170億ドルの利益を上げている成功例を提示した。直近では、マイニング企業MARAや人工知能企業ジーニアス・グループでもBTCを購入し始めており、財務戦略としてBTCを保有する事例が出始めた。

4時間足チャート（BTCUSDT）

BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、21期間移動平均線（SMA）に沿って価格は横ばいに推移している。10万ドルを相場の転換点と見ている投資家が多いのか、RSIは50付近と売り買いが拮抗し、10万ドルを目前に上昇は停滞した。

200SMAは上昇傾向にあり、中長期的には上昇することが期待できる。