DeFi拡大で加速するオラクル市場の競争

仮想通貨（暗号資産）は買いが優勢。ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）は共に上昇した。

分散型金融（DeFi）の急成長により、ブロックチェーンと現実世界のデータを結ぶオラクルの需要が急増している。オラクルの代表格としてチェーンリンク（LINK）があるが、最近ではベラチェーンやユニチェーンといった新規オラクル関連のチェーンが現れ、競争が加速している。レッドストーンの共同創設者マルチン・カジミェルチャク氏は、LINKが作られた時と比べてレイヤー2ネットワークや非EVMチェーンが増加しており、LINKの処理能力に限界が来ていることを指摘。

トランプ新政権による仮想通貨に対する友好的な施策が期待され、DeFiに関わるプロジェクトがこれから発展することが予想される。

4時間足チャート（SUIUSDT）

SUIUSDTを4時間足チャートで見ると、12月に入ってからは価格は揉み合っていた。11日にから200期間移動平均線（SMA）をサポートラインに上昇に転じ、21 SMAを上抜けして急上昇を見せた。前日比30％で前週比も28％と高騰を見せている。

BTCは揉み合いが続いているが、SUIをはじめとして、UNI・AAVE等DeFi関連を中心としたアルトコインの勢いが出ている。