2024.12.16
仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に上昇した。
Strike創設者ジャック・マラーズ氏は、トランプ次期大統領がBTC購入の大統領令を発令する可能性があることを発言した。マラーズ氏は、これによりBTCは3~10倍に上昇すると予測している。デジタル商工会議所のペリアンヌ・ボーリング氏も、米政府がBTCを購入すれば2025年には1BTCが80万ドル、時価総額は15兆ドルに達する可能性があると強気な見解を示した。
トランプ氏はCNBCのインタビューで、BTC準備金の重要性を強調し、中国等の他国の仮想通貨進出に負けないようにする必要があると発言した。現在、シンシア・ルミス議員が、米国が100万枚のBTCを準備金として保有することを義務付ける内容の「2024年BTC法」を提出している。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、停滞気味であった価格が、15日から上昇して一時期は10万6,700ドル付近と過去最高値を記録した。RSIは買いが加熱しており、200期間移動平均線(SMA)は上昇していることから、上昇トレンドに入っていると見ることができる。
米国のBTC準備金について具体的な話が出てきたことで、相場が盛り返したと見られる。