ソフトバンク、米国AI分野に1,000億ドル投資計画

ソフトバンク、米国AI分野に1,000億ドル投資計画

2024.12.17

ソフトバンク、米国AI分野に1,000億ドル投資計画

相場概況

仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に上昇した。

ソフトバンクグループが米国のAI・テクノロジー分野に1,000億ドルを投じ、10万人規模の雇用創出を目指す計画をトランプ氏が16日に発表した。投資は2028年末までに完了予定で、AIインフラ構築や技術発展の基盤強化が期待されている。

この動きはAI分野の発展と並行し、ブロックチェーン技術と融合した仮想通貨AIエージェントの領域でも注目を集めている。Virtuals ProtocolのVIRTUALトークンは過去30日で6倍に上昇し、他にもAI16ZやAIXBTなどAI関連トークンが投資家から注目されている。

AIとブロックチェーンの融合が、次世代技術の発展を牽引することが期待されている。

チャート分析

日足チャート(ETHUSDT)

チャート分析

ETHUSDTを日足チャートで見ると、11月6日から大幅に上昇、21日には200期間移動平均線(SMA)が200SMAにゴールデンクロスして、上昇トレンドを形成している。特に12月9日に大幅に下落したが、持ち直して上昇している点で非常に力強い上昇傾向を示唆している。

このまま21SMAをサポートラインに上昇を継続できるかどうかが注目のポイントだ。

今後の主な経済指標

  1. 17日 22:30【米国】小売売上高(前月比)
  2. 17日 23:15【米国】設備稼働率
富坂 昇(とみさか・のぼる)
富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

数理モデルに基づくゲノム解析の研究からプライベート・エクイティ・ファンドの運営に携わった後、独立。デリバティブ取引とオプション取引で得た知見を基に、暗号資産取引における分散と確率、標準偏差に依拠した独自のトレード手法を確立する。現在のテーマは「アルトコインとミームコインの相克」。