2024.12.20
仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に下落した。
MetaMaskは18日、マスターカードと提携し、仮想通貨で日常の買い物ができる「MetaMaskカード」のパイロット版を発表した。EU、英国、ブラジル、メキシコ、コロンビアで利用が開始され、19日には米国でも限定的に展開予定だ。このカードにより、MetaMaskウォレット内の仮想通貨を直接決済に使用でき、銀行などを介さず資金を管理できる。MetaMaskカードは、Apple PayやGoogle Payとも連携可能で、ブロックチェーンと現実世界の商取引の間の障壁を取り除く画期的な一歩とされている。
このサービスは、ブロックチェーン技術を日常生活に浸透させる新たな試みとして注目を集めており、今後さらなる国際展開をしていく予定だ。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、昨日に続き価格は下落し、10万ドルを下回った。 現在は200期間移動平均線(SMA)の少し下で落ち着き、価格は推移している。RSIは30付近と売られ過ぎを示唆している状況だ。今回の下落要因は、連邦公開市場委員会(FOMC)でインフレが更に続くとする経済見通しが発表され、米国経済が冷え込むと判断されたことが考えられる。
とはいえ、BTCは中長期的には伸びると考える人にとって、今回の下落は買い時と見られるのではないだろうか。