2024.12.23
仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に下落した。
コインベースは18日、2025年の市場予測として、ステーブルコインの成長、現実資産(RWA)トークンの拡大、仮想通貨ETFの進化、DeFiの復活、新政権による明確な規制枠組みの整備を挙げた。ステーブルコインは2024年に時価総額が31兆円に達し、取引以外の決済や送金分野への活用が進むと予測される。RWAは5年以内に2兆~30兆ドル規模へと拡大し、米国債や不動産、保険など多様な分野での活用が進むと見込まれている。
仮想通貨ETFは、SECの規制緩和やステーキング要素の導入が、投資家の関心をさらに高める可能性を示唆。DeFiについては、貸付プロトコルや物理インフラの革新により新時代を迎えると予測している。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、17日に過去最高値を記録してから下落が続き、93,00ドルを下回ってからは価格を大きく戻し、95,000ドル付近で落ち着いている。21期間移動平均線(SMA)は200SMAに22日にデッドクロスしており、今後さらなる下落が発生することも予想されるだろう。
現在の下落相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げ回数を減らす見通しが発表されたことで、投資家心理が悪化していることが原因と考えられる。