ブロックチェーンゲーム業界、2025年に向けた3大課題

仮想通貨（暗号資産）は売りが優勢。ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）は共に下落した。

ブロックチェーンゲーム業界は2025年に向け、プレイヤー維持、新技術採用、持続可能な経済システムの構築という3つの課題に直面している。セラフCEOトビン・クオ氏によれば、現在Web3ゲームプレイヤーの60%以上が30日以内に離脱しており、原因は長期的インセンティブの欠如やゲームプレイの質の低さにある。

業界の発展には、生成AIなど新技術の導入やプレイヤー中心のデザインが必要とされている。ブロックチェーンゲームアライアンスの調査では、53%が使いづらいUX/UIを主要な課題として指摘。また、一般ゲーマーの52%がブロックチェーンゲームを認知していない。

収益優先から脱却し、没入感あるストーリーやスキルベースの報酬、DAOを活用したプレイヤー主導のゲームへと変化することが求められている。

日足チャート（ETHUSDT）

ETHUSDTを日足チャートで見ると、11月21日に21日期間移動平均線（SMA）が200SMAにゴールデンクロスしたものの、12月17日から下落に転じている。現在は、21SMAを下回り、3,400ドル付近を中心に価格は推移している。

RSIも40〜50の間を行き来しており、方向感はない。しばらくは、価格の推移は停滞しそうだ。