ソラナ、スケーラビリティと量子耐性強化に向けた新提案を公開

仮想通貨（暗号資産）は売りが優勢。ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）は共に下落した。

ソラナ（SOL）の開発者たちは、スケーラビリティ向上とセキュリティ強化を目指し、改善案「SIMD-215」を含む新たな提案を公開した。この案は「格子ベースハッシュ」を導入するもので、新しいアカウント作成時に必要な計算負荷を軽減し、更新が必要なアカウントのみ処理することでリソースを効率化する仕組みだ。さらに、「Winternitz Vault」も発表された。この署名システムは、量子コンピュータのリスクから資産を保護する仕組みを提供。ユーザー側で追加手順が必要となるが、高度なセキュリティを実現するオプションとなる。

量子コンピュータの脅威に関しては賛否があるものの、SOL開発者はこれらの改善案で将来的なリスクにも備える姿勢を示している。

4時間足チャート（BTCUSDT）

BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、6日に急上昇したが、7日に大きく下落し、21期間移動平均線（SMA）、200SMAを下回った。RSIは6日とは一転し、売られ過ぎを示唆している。

7日に21SMAが200SMAにゴールデンクロスし、上昇トレンドに入ると思われたが、不安定な状態が続き、下落が継続する可能性も十分にある。