イーサリアム財団、リーダーシップ改革を推進へ

仮想通貨（暗号資産）は買いが優勢。ビットコイン（BTC）は上昇、イーサリアム（ETH）は下落した。

イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏は、現在イーサリアム財団の大規模な改革を進めていることを明らかにした。特にリーダーシップ層の技術的専門知識向上や、エコシステムとの双方向コミュニケーション強化を重点的に進めているという。すでに一部の変更は実施され、さらなる改善が続けられている。ブテリン氏は、新たな才能の確保や、プライバシーと分散型技術の強化を目指し、財団が中央集権的な組織とならないことを重視している。イーサリアムの開発プロセスが複雑化しているとの批判もあり、改革はその課題解決にも向けられている。

財団は、最新情報の発信を強化するため新たなSNSアカウントを開設し、ユーザーとの関係強化にも取り組んでいる。

4時間足チャート（BTCUSDT）

BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、上昇傾向にあったが、20日朝に大幅に下落して、一時期は10万ドルを下回った。東京時間午後に価格は大幅回復。昨年12月16日の高値を超え、史上最高値を更新した。

しばらくはトランプ氏大統領就任に伴い、相場環境は不安定になることが予想される。 トランプ氏が発行した自身のミームコイン「TRUMP」による市場全体への影響も気になるところだ。