SEC、仮想通貨タスクフォース設立へー規制明確化に向けた第一歩

SEC、仮想通貨タスクフォース設立へー規制明確化に向けた第一歩

2025.01.22

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SEC、仮想通貨タスクフォース設立へー規制明確化に向けた第一歩

相場概況

仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に上昇した。

米証券取引委員会(SEC)は21日、仮想通貨規制の枠組みを策定するため、新たに仮想通貨タスクフォースを設立すると発表した。タスクフォースは仮想通貨支持派として知られるヘスター・ピアース委員が率い、規制の明確化と業界の健全な発展を目指す。

新体制の下、SECは仮想通貨の登録手続きや情報開示の合理化、執行資源の適正配分を進める方針だ。さらに、CFTCや州規制当局と連携し、統一的なルール整備を図る計画も示された。

これまでSECは仮想通貨を未登録証券とみなし、執行措置を中心に規制を行ってきた。前SEC委員長のゲイリー・ゲンスラー氏の退任とトランプ新政権誕生を受け、仮想通貨業界は規制方針の転換に期待を寄せている。

チャート分析

4時間足チャート(SOLUSDT)

チャート分析

SOLUSDTを4時間足チャートで見ると、13日から上昇し、17日には21期間移動平均線(SMA)が200SMAにゴールデンクロスして、更に価格は上昇した。一度価格の上昇は落ち着き、現在は21SMAに頭を抑えられながら推移している。

RSIを見ると60付近で、再度上昇することも期待できそうだ。

今後の主な経済指標

  1. 23日 22:30【米国】新規失業保険申請件数
富坂 昇(とみさか・のぼる)
富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

数理モデルに基づくゲノム解析の研究からプライベート・エクイティ・ファンドの運営に携わった後、独立。デリバティブ取引とオプション取引で得た知見を基に、暗号資産取引における分散と確率、標準偏差に依拠した独自のトレード手法を確立する。現在のテーマは「アルトコインとミームコインの相克」。