2025.01.27
仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に下落した。
イーロン・マスク氏が率いる米政府効率化局(D.O.G.E)は、政府運営の透明性向上を目的として、ブロックチェーン技術の導入を検討している。ブルームバーグの報道によると、同局は複数のブロックチェーンプロバイダーと協議を進めており、連邦支出の追跡、建物管理、支払い処理などに応用する可能性があるという。
バイナンスの共同創設者CZ氏も「政府は公共の台帳で支出を透明化すべき」と賛同を表明。一方、マスク氏は「政府の無駄を最大2兆ドル削減できる」と強調するものの、「1兆ドル削減が現実的」との見解も示している。ブロックチェーン活用による経済成長の促進と、インフレ抑制への期待が高まる中、政府運営におけるデジタル技術の導入が今後の焦点となる。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、横ばいであった相場が26日から急激に下落し、10万ドル付近と200期間移動平均線(SMA)が目前に迫った。大幅な下落は起きているが、21SMAは下落せず横ばい、200SMAも横ばいであることから、中期的には、方向感のない相場が継続すると考えられる。
目下は、今週のFRB政策金利の発表による市場の影響に注目したい。