2025.02.12
仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に下落した。
リップル社は10日、ポルトガルの通貨交換プロバイダー「ユニカンビオ」と提携し、ポルトガルとブラジル間の即時国際決済を可能にすると発表した。これにより、リップル社の決済ソリューションがポルトガル市場で初めて利用可能となり、ヨーロッパでの事業拡大が進む。ユニカンビオの法人顧客は「リップルペイメント」を活用し、従来の決済システムよりも迅速かつ低コストで資金を移動できるようになる。
リップルペイメントは世界90以上の決済市場で毎日700億ドル以上の取引を処理。リップル社は、60以上のライセンスを保持し、1月には米ニューヨーク州とテキサス州で送金業ライセンスを取得するなど、国際送金分野での影響力を強めている。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、一時上昇するかのように見えたが、結局は下落して、21期間移動平均線(SMA)を中心に価格は上下して推移している状況だ。トランプ政権の鉄・アルミニウムに対して関税をかける施策の発表が市場に影響していると考えられる。RSIは売り圧が強めであり、引き続き21SMAを中心として、下落することが予想される。
94,000ドルに見えるサポートラインを下抜けした場合には注意が必要だ。