2025.02.25
仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に上昇した。
仮想通貨マーケットメーカーのウィンターミュートは、3月1日に予定される20億ドル規模のソラナ(SOL)トークンアンロックを前に、バイナンスから約4000万ドル相当のSOLを引き出した。今回のアンロックでは1120万SOLが市場に流入する予定で、大口投資家による売り圧力が懸念されている。仮想通貨アナリストによると、FTXオークションで1SOLあたり64ドルで購入されたSOLが売却される可能性が高く、ギャラクシー・デジタルやパンテラ・キャピタルなどのVCが大量売却に動くリスクが指摘されている。
また、市場ではLIBRAスキャンダルの影響も加わり、センチメントの悪化が進行。SOL市場は短期的に厳しい状況に直面する可能性がある。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、米国のイランへの石油産業に対する制裁措置が発表された影響でリスクオフの姿勢が強まり、BTCは大幅に下落した。一時期は91,000ドル台に割り込み、現在は92,000ドル付近で下げ止まりしている。
RSIは売られ過ぎを示唆しており、21期間移動平均線(SMA)21SMAは下落傾向にあり、相場環境は悪化している。