2025.02.26
仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に下落した。
大規模ハッキングを受けた仮想通貨取引所Bybitは25日、北朝鮮支援のハッカー集団「ラザルス」の資金洗浄を追跡するサイト「Lazarusbounty」を開設。盗難資産の凍結に貢献した者には5%の報奨金が即時支払われる。サイトでは、これまでの流出額14億ドルのうち約90%が追跡中で、約3%が凍結済み。さらに、ラザルスに関連する6,338のウォレットアドレスが特定されている。
バージョン2では、盗難資金の送金先ウォレットをリアルタイムで追跡・更新し、バウンティハンターが特定のウォレットを監視できる機能が追加される予定。Bybitは、ラザルスの完全排除に向けて今後も取り組む方針を示した。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、米国でBTC準備金法案が5つの州で否決されたことやBTC現物ETFから1日に9億ドル以上と過去最大の流出を記録し、価格は一時86,000ドルまで下落。
RSIは売られ過ぎ、21期間移動平均線(SMA)、21SMAは下落傾向にあり、まだまだ下落が継続してもおかしくはない。現在は、88,500ドル付近で落ち着いているが、下落が落ち着いたと判断するのは早急だ。