米国の仮想通貨政策を議論する「Bitcoin for America」が本日開催

仮想通貨（暗号資産）は売りが優勢。ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）は共に下落した。

トランプ大統領による戦略的ビットコイン（BTC）準備金設立を受け、日本時間3月11日21時45分より「Bitcoin for America」と題したライブイベントが開催される。仮想通貨支持派のシンシア・ルミス上院議員、マイケル・セイラー氏、ヴィヴェック・ラマスワミ氏らが登壇し、米国の仮想通貨政策の今後について議論を行う予定だ。

背景には、トランプ政権が政府保有のビットコインを活用した「仮想通貨準備金」創設を決定し、バイデン政権時の厳しい規制から、より革新を促す政策へと転換したことがある。イベントでは、この政策が市場や規制環境に与える影響や、政府によるビットコイン長期保有の意義について議論が交わされる見込みだ。

4時間足チャート（BTCUSDT）

BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、21期間移動平均線（SMA）に沿って下落が継続している。21SMA・200SMAは下落傾向、RSIも30付近で売られすぎを維持しており、市場は冷え込んでいる。

背景としてはトランプ政権の関税施策により、世界全体の景気後退が起きる可能性や仮想通貨サミットで米国がさらなるBTCの購入の具体案がなかったことが考えられる。