リップルのステーブルコイン「RLUSD」、国際送金サービスに対応拡大

仮想通貨（暗号資産）は売りが優勢。ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）は共に下落した。

リップル社は2日、同社の米ドル連動ステーブルコイン「RLUSD」が国際送金ネットワーク「リップルペイメント」で利用可能になったと発表した。RLUSDは企業向けに設計され、従来のステーブルコインよりも高速かつ効率的な送金を実現する。2024年12月にローンチされて以降、時価総額は2.9億ドル（約435億円）を超え、すでに100億ドル（約1.5兆円）規模の取引が行われている。

リップルは、国際送金のみならず、企業の財務管理やトークン化資産（RWA）取引などにも活用が広がると期待しており、仮想通貨取引所クラーケンにも上場済み。中東では、ドバイの金融当局から決済関連ライセンスも取得し、今後さらなる市場拡大を目指す構えだ。

4時間足チャート（BTCUSDT）

BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、トランプ大統領が世界各国の輸入品に対して、相互関税をかけることを発表し、投資市場全体が下落し、もれなく仮想通貨市場も大幅に下落した。82,000ドル付近で反発して、21期間移動平均線（SMA）に頭を抑えられる形で価格は推移中だ。

トランプ政権に変わってからトランプ氏の施策一つ一つに相場が敏感に反応している。 しばらくはトランプ氏の動きに注意して相場環境を見定めていきたい。