2025.04.16
仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に下落した。
エルサルバドルで中央銀行に登録された181のビットコイン(BTC)サービス事業者のうち、法的要件を満たし正式に営業しているのはわずか20社(約11%)にとどまることが明らかになった。多くの登録業者は「非営業」とされており、うち22社はマネロン対策やサイバーセキュリティ義務を定めたビットコイン法第4条に違反している可能性がある。政府は1日1BTCの積立購入を継続し、現在の保有量は6,148BTCに達する一方で、2021年に構想された「ボルケーノ債」や「ビットコインシティ」は依然として進展が見られない。
IMFは融資の条件としてビットコイン関連プロジェクトの制限を要請しており、政府出資によるマイニング事業「ボルケーノエナジー」も資金投入が不透明な状況にある。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、21期間移動平均線(SMA)に沿って価格は上昇していたが、昨日は下落に転じて200SMAを下抜けするかどうかの分かれ目になっている。現在は非常に価格は均衡状態にあり、RSIも50付近を推移しており、投資家の判断は五分五分に分かれている。
本日発表される米国の小売売上高の指標が、価格に影響を与える可能性があることに注目だ。