2025.05.22
仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に上昇した。
BTC投資企業Riverは20日、米国のビットコイン採用状況に関するレポートを発表し、BTC保有者が約5,000万人と、ゴールド保有者(約3,700万人)を上回ったと明らかにした。国民の約14%がBTCを保有していると推定され、これは先進国の中でも高い水準だという。米国はBTCの影響力でも世界をリードしており、供給量の約40%、政府保有分の約65%、企業保有の約95%、ETF市場シェアの約79%を占める。特に米上場企業32社が合計73万BTCを保有しており、その多くをストラテジー社が占めている。
また、政府保有でも米国が最多の19.8万BTCで、以下は英国(6.1万BTC)、中国、北朝鮮、ブータン、エルサルバドルと続く状況だ。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、22日に史上最高値を更新し11万ドルを突破した。 価格上昇の背景としては、テキサス州でのBTC準備金法案が上院下院両方で可決したことが考えられる。RSIは75付近で買われすぎを示唆しており、21期間移動平均線(SMA)、200SMAは共に上昇傾向にある。
史上最高値の更新でさらに勢いづいて上昇していくことに期待したい。