バンカメ、ビットコインを印刷機やAIと並列で革新的技術として評価

仮想通貨（暗号資産）は売りが優勢。ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）は共に下落した。

米金融大手バンク・オブ・アメリカのグローバルリサーチチームが、BTCを西暦1000年以降の革新的技術の一つとしてレポートに掲載した。印刷機や電球、インターネット、iPhone、AI、量子コンピューターなどと並び、既存の金融システムとは異なる新たな仕組みとして評価された。レポート自体は非公開だが、仮想通貨関連メディアや関係者が内容をSNSで共有し、話題を呼んでいる。縦軸に人口、横軸に時間を取った図では、各技術がいかに広範な人々へ影響を与えるかが示されていた。

バンカメはブロックチェーン関連で多数の特許を保有し、Web3にも一定の肯定的立場を示してきたほか、米銀連合によるステーブルコイン発行構想も進行中とされる。

日足チャート（BTCUSDT）

BTCUSDTを日足チャートで見ると、一時的な下落や上昇はあるが、21日移動平均線（SMA）に沿って横ばいで価格は推移している。21SMA、200SMAは横ばいでRSIも50付近であり、しばらく硬直した相場環境が続きそうだ。

明日未明に発表されるFRB政策金利の影響がどうなるかに注目したい。