2025.06.23
仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に下落した。
テキサス州のグレッグ・アボット知事は21日、戦略的BTC準備金を創設する法案「SB21」に署名した。これにより、テキサス州はニューハンプシャー州に続き、公的にBTCへの投資を認めた州となった。SB21は、時価総額5,000億ドル以上の仮想通貨への投資を州に許可するもので、現在その条件を満たすのはBTCのみ。準備金は州財政と切り離され、独立した基金として設立される。管理は州会計監査官が担い、収益やエアドロップなどの資産も基金に組み込まれる。
テキサス・ブロックチェーン協議会は数千万ドル規模の投資を見込むが、購入時期と金額は会計官の判断に委ねられる見通しだ。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、イランがホルムズ海峡封鎖を承認した報道を受け、原油価格高騰の懸念で価格は急落し、一時は10万ドルを下回った。現在は下げ止まって10万1千ドル付近で推移中だ。連日の中東情勢の悪化により、21移動平均線(SMA)に沿って下落傾向にある。
一方で相場概況のようにBTCにとっては好材料のイベントも発生しており、中期的な価格上昇に期待したい。引き続き、中東情勢や米国の動向に注目だ。