2025.06.24
仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に上昇した。
トランプメディア・アンド・テクノロジー・グループ(DJT)は23日、最大4億ドル規模の自社株買いプログラムを発表した。Truth Socialを運営する同社は、約30億ドルの保有資金を背景に、戦略的機会と並行して株式やワラント、転換社債の買い戻しを進める方針だ。 デビン・ヌネスCEOは「取締役会の信頼表明」と説明した。また、今回の自社株買いは、5月に発表されたBTC財務戦略には影響せず、23億ドルの仮想通貨投資資金も確保済み。SECはすでにBTC取得の登録届出書を承認している。
同社はフィンテック部門「Truth.Fi」の拡大とともに、ソーシャルメディア・ストリーミング事業を含めた「パトリオット・エコノミー」企業への進化を掲げており、最大120億ドル規模の証券発行が可能な体制も整えている。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、トランプ大統領が、イランイスラエルの停戦合意を示唆したことを受け、原油価格高騰の懸念が和らいだ結果、下落から一転急上昇し、下落前の価格まで回復した。200期間移動平均線(SMA)で上昇はストップしたが、現在は10万4,000ドル付近を推移している。
今後は200SMAを上抜けできるかが、注目のポイントだ。