2025.06.30
仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に上昇した。
米市場アナリストのジョルディ・ヴィッサー氏は、金融制度への不信と社会主義的制度を求める若者の台頭が、ビットコイン価格の長期的上昇を支えると語った。ポンプリアーノ氏のポッドキャスト出演時、AIによる雇用喪失と経済的不安定が25歳以下の世代に深刻な影響を与えていると指摘。資本主義への諦めから公共支出拡大を支持する声が広がっているという。
「現行制度が改善されるとは考えず、むしろ悪化していると信じている」と若年層の認識に言及。「怒りの高まりが財政支出を加速させ、結果的にBTCの価格上昇を招く」と述べた。 法定通貨への信頼低下と政策対応の変化は、BTCの導入拡大と相場に大きく作用するとの見方が強まりつつある。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、21移動平均線(SMA)が200SMAにゴールデンクロス後は横ばいの推移が続いていたが、価格は上昇し、10万8千ドルに到達した。21SMAをサポートラインに推移できており、相場の環境としては良い傾向にある。
このまま上昇傾向を継続し、11万ドルに到達できるかどうかに注目だ。