2025.08.01
仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は下落、ETHは上昇した。
米証券取引委員会(SEC)のアトキンス委員長は31日、仮想通貨政策「プロジェクト・クリプト」を発表した。証券規制の現代化と金融市場のオンチェーン移行を目的とする全体イニシアチブで、トランプ政権のビジョン「米国を仮想通貨の首都に」に沿った動きだ。ヘスター・パース委員率いるタスクフォースが中核となり、PWG報告書に基づく制度整備を迅速化する。仮想通貨を証券・コモディティ・ステーブルコインなどに分類する明確な指針を策定し、多くは証券に該当しないと明記。証券該当資産にもセーフハーバーや免除措置を導入する方針だ。
さらに、スーパーアプリ構想による規制簡素化、DeFi対応、オンチェーンシステムの促進など、革新的な取引インフラ構築にも踏み込んでいる。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、先日は価格は下落し、200期間移動平均線(SMA)にタッチした後に折り返し、現在は11万5千ドルのラインで落ち着いている。RSIは35付近で売り圧が強いことを示している。
今後は200SMAをサポートラインに推移し、横ばいの21SMAと200SMAや価格が交差するタイミングで相場環境が転換するだろう。