2025.08.04
仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に上昇した。
米DeFi教育基金は1日、上院が審議中の仮想通貨市場構造法案「責任ある金融イノベーション法」草案に対し、業界としての意見を発表した。意見書にはa16zクリプトやソラナポリシー研究所、ユニスワップ財団など主要組織が共同署名している。提案された4原則は、①DeFi開発者と中央集権型仲介業者の明確な区別、②登録対象となる仲介業者の定義、③プロトコルの分散性判断基準の法文化、④技術中立的な規制方針の4点。特にDeFiに中央型規制を当てはめる動きへの懸念が強調された。バイデン政権下で導入予定だったDeFiへの証券ブローカー同等の報告義務も、トランプ大統領が無効化している。
さらに意見書では、セルフカストディ・ウォレットの保護や、規制判断の明文化も求めている。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、先週末は下落が継続し、3日に21期間移動平均線(SMA)が200SMAにデッドクロスした。デッドクロスしたものの、下げ止まりしており、下落トレンドに入らず持ちこたえている可能性がある。
今後は200SMAを上抜けできるかどうか、あるいは21SMAをサポートラインに推移していくのか注目だ。