2025.07.31
仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は下落、ETHは上昇した。
トランプ政権は30日、仮想通貨規制に関する168ページの報告書を公開し、米国における「仮想通貨黄金時代」の到来を宣言した。報告書は、デジタル資産市場作業部会が作成し、銀行業務や税制、ステーブルコイン、不正資金対策など幅広い分野に言及。米国の経済や統治構造を変革する可能性があるとブロックチェーン技術を評価している。個人の自己保管権や、CFTCへの非証券資産規制権限付与、DeFiの容認、SECへのサンドボックスやセーフハーバー導入提言も盛り込まれた。戦略的BTC準備金の維持も強調され、税制面ではIRSにガイダンス整備を求めている。
報告書は業界からも高く評価されており、法的明確化に向けた重要な第一歩とされる。クラリティ法案との連携にも注目が集まる。
日足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、直近10日は21期間移動平均線(SMA)に沿って価格は横ばいに推移している。RSIも多少の変動はあるのものの、50付近で推移しており、売り買いが拮抗している状況が続く。
200SMAは上昇傾向にある。相場概況のような好材料を機に上昇トレンドに転換する可能性は十分あるだろう。