2025.09.10
仮想通貨(暗号資産)は売りが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に下落した。
米上院の暗号資産支持派民主党議員12名は9日、クラリティ法案支持の条件リストを公開した。書簡はルーベン・ガジェゴ議員が提出し、マーク・ワーナー氏やコーリー・ブッカー氏らが署名。6日に発表された最新版クラリティ法案では、ステーキングやエアドロップ、NFTを証券分類から除外する内容が盛り込まれている。条件には、米商品先物取引委員会(CFTC)に現物商品規制権限を与える一方、共和党案より厳格な監督や倫理ルールを求める点が含まれる。特に、取引所やカストディアンにFinCEN登録を義務化し、銀行秘密法やAML規則、制裁対応を徹底することを要求。
さらにDeFi悪用防止の監督体制導入、ステーブルコイン利回り提供の全面禁止も盛り込まれ、既存のジーニアス法を補完する提案となっている。
4時間足チャート(ETHUSDT)
ETHUSDTを4時間足チャートで見ると、7日に21期間移動平均線(SMA)が200SMAにデッドクロスし、相場環境が悪化していることがわかる。価格は横ばいに推移しており、RSIは50付近と今のところ下落の兆候は見られない。
ただ、デッドクロスしたとは言え、200SMAの明確な上昇傾向は中期的には価格が上昇していくことが期待できる。