SeiとChainlink、米政府データ統合で次世代インフラ基盤を構築

SeiとChainlink、米政府データ統合で次世代インフラ基盤を構築

2025.09.12

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SeiとChainlink、米政府データ統合で次世代インフラ基盤を構築

相場概況

仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に上昇した。

Sei開発財団とChainlinkは、Chainlink Data StreamsをSeiネットワークに統合し、優先オラクルとして稼働を開始した。これにより、1秒未満の高速実行と高精度な価格データを備えた信頼性の高いオンチェーンデータ環境が提供され、DeFiやゲームなど多様なアプリの成長を支える。Seiの高性能処理とChainlinkのセキュリティを組み合わせることで、機関投資家向けユースケースにも対応可能となる。さらに注目されるのは、Chainlinkが米国商務省と連携し、GDPやPCEなど公式経済統計をSeiにオンチェーン化する取り組みだ。

これはブロックチェーンが重要な金融インフラとして政府に認証される動きであり、従来の金融データと次世代ブロックチェーンの融合を象徴している。

チャート分析

4時間足チャート(BTCUSDT)

チャート分析

BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、連日価格は大幅に上昇し11万5千ドルを突破した。RSIは買われ過ぎを示唆しており、21日移動平均線(SMA)が200SMAに迫っている。

ゴールデンクロス間近。上昇トレンドに入る可能性は高そうだ。

今後の主な経済指標

  1. 12日 23:00【米国】ミシガン大学消費者信頼感指数(速報)
富坂 昇(とみさか・のぼる)
富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

数理モデルに基づくゲノム解析の研究からプライベート・エクイティ・ファンドの運営に携わった後、独立。デリバティブ取引とオプション取引で得た知見を基に、暗号資産取引における分散と確率、標準偏差に依拠した独自のトレード手法を確立する。現在のテーマは「アルトコインとミームコインの相克」。