SEC、仮想通貨ETFを含む新上場基準を承認

仮想通貨（暗号資産）は買いが優勢。ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）は共に上昇した。

米証券取引委員会（SEC）は17日、ナスダックやNYSEアルカなどが提案した包括的上場基準を承認した。これにより、条件を満たす仮想通貨ETFなどの商品は従来の個別審査を経ずに上場可能となる。新基準では、対象コモディティが市場間監視グループ（ISG）加盟市場で取引されていることや、先物契約が指定市場で6か月以上取引されていることが要件。さらに投資信託には流動性リスク管理や純資産価値の情報開示強化を義務付ける。

SECは市場効率と投資家保護を目的とした改革と説明。専門家は「仮想通貨ETFの上場ラッシュが数週間以内に始まる可能性がある」と指摘している。

日足チャート（ETHUSDT）

ETHUSDTを日足チャートで見ると、9月初旬は21日移動平均線（SMA）の下側を推移していたが、12日に上抜けしてからは21SMAをサポートラインに底堅く推移している。RSIは60手前、21SMAも上昇傾向と相場環境としては良い状況だ。

先月に記録した過去最高値に迫ることを期待したい。