リップル、DBS・フランクリン・テンプルトンと提携

リップル、DBS・フランクリン・テンプルトンと提携

2025.09.19

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リップル、DBS・フランクリン・テンプルトンと提携

相場概況

仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)は上昇、イーサリアム(ETH)は下落した。

リップル社は18日、シンガポール大手銀行DBSと資産運用大手フランクリン・テンプルトンと戦略的提携を発表した。XRPレジャー上でマネー・マーケット・ファンド(MMF)をトークン化し、ステーブルコイン「RLUSD」での取引を可能にする。まずはフランクリン・テンプルトンのトークン化MMFであるsgBENJIを、DBSのデジタル取引所DDExに上場し、24時間取引や利回り獲得を実現。さらに、DBSはsgBENJIを担保に使う仕組みを模索しており、レポ取引など応用も視野に入れる。

リップルはXRPLの処理速度や低コストを採用理由に挙げ、機関投資家の需要増を背景に新たな節目と位置づけた。

チャート分析

4時間足チャート(BTCUSDT)

チャート分析

BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、9月12日に21期間移動平均線(SMA)が200SMAにゴールデンクロスして以降緩やかに上昇している。価格はやや下落して21SMAに迫っているが、サポートラインとして反発する可能性が高いだろう。

RSIは55付近と買い圧がやや強めで底堅い様子を見せている。

今後の主な経済指標

  1. 23日 21:30【米国】経常収支
  2. 23日 21:30【米国】リッチモンド連銀製造業指数
富坂 昇(とみさか・のぼる)
富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

数理モデルに基づくゲノム解析の研究からプライベート・エクイティ・ファンドの運営に携わった後、独立。デリバティブ取引とオプション取引で得た知見を基に、暗号資産取引における分散と確率、標準偏差に依拠した独自のトレード手法を確立する。現在のテーマは「アルトコインとミームコインの相克」。