メタマスクが報酬制度メタマスクリワードを開始、総額46億円相当のLINEAを配布

仮想通貨（暗号資産）は売りが優勢。ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）は共に下落した。

メタマスクは28日、報酬プログラム「メタマスクリワード」のシーズン1を正式に開始した。利用状況に応じてポイントを獲得し、合計3,000万ドル（約46億円）相当のLINEAトークンが配布される。対象行為はスワップ、トレード、紹介などで、レベル制を採用。レベル2（1,000ポイント以上）から報酬対象となり、最高レベル7ではMetaMask Metal Cardを1年間無料利用できる。シーズンは90日間継続し、報酬はシーズン終了後に請求可能。モバイルアプリの「Rewards」メニューから参加登録でき、同一アドレスなら拡張機能の利用も反映される。

1億人超のユーザーを持つメタマスクは独自トークン発行を見据えており、今回のプログラムはその布石とみられている。

4時間足チャート（BTCUSDT）

BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、上昇が続いていたが、27日以降は下落に転じ一時は10万8千ドルを下回った。現在は10万9千ドル付近で落ち着いている。RSIを見ると30付近を示しており、売り圧が強い相場環境であることがわかる。21期間移動平均線（SMA）が200SMAにゴールデンクロス間近まで迫ったが、強い反発を受けた様子だ。

下ヒゲが大きく伸びていることから、今後は上昇に転じることを期待したい。