SEC、トークン化証券の限定取引を検討、「イノベーション免除」策定へ

SEC、トークン化証券の限定取引を検討、「イノベーション免除」策定へ

2026.03.13

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SEC、トークン化証券の限定取引を検討、「イノベーション免除」策定へ

相場概況

仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に上昇した。

米国証券取引委員会(SEC)のヘスター・パース委員は、トークン化証券の限定的な取引を可能にする「イノベーション免除」の策定をSECスタッフが進めていると明らかにした。免除は実験的な取引モデルを促進する目的だが、投資家諮問委員会(IAC)が警戒する包括的免除ではなく、より限定的な内容になる見通しだ。ポール・アトキンス委員長も近く検討を開始すると表明し、長期的な規制枠組み整備までの暫定措置と位置付けた。トークン化証券はアトミック決済やリアルタイム情報共有などの利点がある一方、投資家保護とのバランスが課題とされる。

ナスダックやDTCCなども実証を進めており、免除の範囲や条件が市場の実務対応を左右する焦点となる。

チャート分析

4時間足チャート(BTCUSDT)

チャート分析

BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、2月8日に21期間移動平均線(SMA)が200SMAにゴールデンクロスしてから相場環境は良い方向に向かっている。8日に記録した71,000ドルまで上昇して、一度足踏みした。RSIは60を超えて買い圧が強く、21SMAも上向きとなっている。

今は足踏みしたが、再度上昇することは十分に期待できそうだ。

今後の主な経済指標

  1. 13日 21:30【米国】実質GDP(前期比年率)(改定)
  2. 13日 21:30【米国】個人所得(前月比)
富坂 昇(とみさか・のぼる)
富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

著者:富坂 昇(とみさか・のぼる)

数理モデルに基づくゲノム解析の研究からプライベート・エクイティ・ファンドの運営に携わった後、独立。デリバティブ取引とオプション取引で得た知見を基に、暗号資産取引における分散と確率、標準偏差に依拠した独自のトレード手法を確立する。現在のテーマは「アルトコインとミームコインの相克」。