2023.11.14
仮想通貨(暗号資産)価格の上昇は一服。
今週は、米国で消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)の発表を控えており、これらに注目が集まっている。この結果を見極めたいとして値動きが鈍っている模様で、ソラナ(SOL)やエイダコイン(ADA)等の下げが目立つ展開だ。
なお、リップル(XRP)に関して、現物ETF組成の申請が出されたとの報を受けて、価格が一時急騰する場面があった。しかし、これは虚偽の申請であることが示され、価格は直後に元の水準に戻っている。
1時間足チャート(BTCUSDT)
ビットコイン(BTC)価格は、21期間移動平均線(SMA)と絡み合う動きをしたのち、下落に転じた。しかし、200期間SMA付近で反発している様子がわかる。再び21期間SMAを超えれば上昇トレンドに戻る可能性がある一方、200期間SMAを明確に下回ると、下落トレンドがしばらく続くかもしれない。
なお、RSIは売られすぎの水準まで下げると、急速に上昇に転じた。現在は買い・売りともに過熱感はなく、BTCは上昇と下落のどちらの展開もあり得そうだ。