2024.01.03
仮想通貨(暗号資産)価格は全般的に小幅下落。ビットコイン(BTC)もイーサリアム(ETH)も直近24時間で下落したものの、下落幅は1%未満にとどまっている。
仮想通貨市場で特段のニュースは報道されておらず、BTC現物ETFの承認とその後の価格変動に注目が集まっている。承認後の価格変動について市場の見方は分かれているものの、ETF承認は中長期的に価格上昇要因になるという点でおおむね一致している模様だ。
なお、当記事執筆時点で、米証券取引委員会(SEC)から承認の判断が出たわけではない。承認されない場合にはBTC価格が大きく下落する可能性があるので注意が必要だ。
日足チャート(BTCUSDT)
日足チャートを見ると、BTCUSDTはなだらかに下落し、200日移動平均線(SMA)に到達すると反発した様子がわかる。21日SMAも上昇に転じ、価格は直近高値を上抜けていることから、上昇トレンドだと判断できる。
RSIが買われすぎ示唆であるものの、価格は大きく下落することなく横ばいで推移。買われすぎ示唆が解消する頃に再び上昇する可能性もある。ただし、ETFに関してSECの判断が近々出る見込みで、チャート分析の結果と異なる動きへの警戒が必要だ。