2024.01.04
仮想通貨(暗号資産)価格は大幅下落。ビットコイン(BTC)は直近24時間で4%以上、イーサリアム(ETF)は5%を越える下げ幅だった。
ビットコインのETF承認問題に関して、仮想通貨分析企業Matrixportが非承認の可能性を報じている。市場はこのレポートに反応した模様で、BTCを始め主要銘柄が売られる展開だった。Matrixportは私企業でありレポートは意見にすぎないが、この問題に対して市場が敏感になっている様子がわかる。
なお、米証券取引委員会(SEC)によるETF承認・非承認の発表は、早ければ今週中にも判明する見通しで、多くの市場参加者は来週中の発表を予想している模様だ。
4時間足チャート(BTCUSDT)
4時間足チャートを見ると、BTCUSDTは21期間移動平均線(SMA)を上から下に抜けた後、200期間SMA付近で反発している。終値で直近安値を下回っておらず、下落トレンドに転換したとはいえない状況だ。
今後、200期間SMAを明確に下抜ける場合、下落トレンドへの転換が視野に入る。上昇トレンドが継続するには、21期間SMAを再び上抜けられるかどうかがポイントになるだろう。