一帯一路構想でブロックチェーン技術を使用か

一帯一路構想でブロックチェーン技術を使用か

2024.04.02

一帯一路構想でブロックチェーン技術を使用か

相場概況

仮想通貨(暗号資産)は全面安。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)も下げた。

仮想通貨情報サイトWu Blockchainが報じたところによると、中国は一帯一路構想の達成に向けてブロックチェーンプロジェクトを立ち上げる模様だ。このプロジェクトは既存の仮想通貨に関連したものではなく、直近で仮想通貨価格に大きな影響を与えていない。中国はCBDC(中央銀行デジタル通貨)の開発も進めていると報じられており、活発な開発活動を展開している。

中国はじめ各国は仮想通貨の規制に動く一方で、ブロックチェーン技術の活用を目指している。日本でも日銀がCBDCを研究しているが、導入の是非は決まっていない。

チャート分析

4時間足チャート(BTCUSDT)

チャート分析

BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、直近の価格は200期間移動平均線(SMA)を下方向に抜けている。チャート全体では、200期間SMA付近での反発・上昇が複数回繰り返されており、直近の値動きはこれらと異なる。21期間SMAは右肩下がり気味であり、下落への警戒が必要だろう。

今後反発する場合、200期間SMAを上抜けるかどうかに注目だ。跳ね返されて下落すると、下降トレンドが明確化する可能性がある。はっきりと上抜けする場合は、21期間SMAを超えられるかどうかが鍵になるだろう。

今後の主な経済指標

  1. 2日 23:00【米国】2月製造業新規受注
  2. 2日 23:00【米国】2月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
山本鉄壁
山本鉄壁

著者:山本鉄壁

著者:山本鉄壁

FXと仮想通貨をメインとし、投資歴は20年を超える。トレードで独立後に別のペンネームで書籍を出版したり投資雑誌に寄稿したりするなど活躍中で、主に英語メディアで日々最新情報をチェックしている。