2024.05.14
仮想通貨(暗号資産)は全面高。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)も高い。
各種報道によると、先進各国の銀行による現物BTCのETF保有が次々と明らかになっている。スイスに拠点を置くUBS、カナダを本拠とするモントリオール銀行などがその例だ。また、米国のJPモルガンなどによる保有も報じられている。
従来、銀行によるBTC保有はハードルが高いとされてきた。しかし、米国でのETF上場により、潮目は完全に変わったといえそうだ。BTCは今後も価格が大きく上下動する可能性がある一方で、投資対象としての地位を確立したといえるだろう。
4時間足チャート(BTCUSDT)
BTCUSDTを4時間足チャートで見ると、200期間移動平均線(SMA)に頭を押さえられている様子がわかる。200期間SMAはやや右肩下がりで推移しており、BTCも高値を徐々に切り下げつつある。BTCはレンジ相場といえる動きだが、やや弱い印象だ。その一方、60,000ドル台にサポートラインを確認でき、この周辺では堅い動きを示している。今後、上下どちらの方向に抜けて進むかに注目だ。
なお、RSIを見ると、やや上昇で推移している。過熱感はなく、上下いずれの方向にも大きく動く可能性があると考えられる。