2024.07.16
仮想通貨(暗号資産)は買いが優勢。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)は共に上昇した。
ETH現物ETFが23日から米国で取引開始となる可能性が高いことが判明した。取引開始日をブルームバーグのシニアETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏が、SNSで言及した後、2社のETF発行企業の情報筋からバルチュナス氏の発言を裏付けた。SECは、上場するための書類S-1について、スポンサー手数料について修正し、17日までに提出することを求めている。17日にS-1が提出された場合、22日に申請書類の効力が有効となり、23日に取引開始となる予定だ。
23日に取引が開始されれば、事実売りで一時的にETHの価格は下落するが、その後は価格が上昇することが見込まれる。
4時間足チャート(ETHUSDT)
ETHUSDTを4時間足チャートで見ると、上昇傾向にあることがわかる。21移動平均線(SMA)は上昇しており、200SMAにゴールデンクロスしそうな状況である。一方で、RSIは買われ過ぎを示唆しており、上昇は落ち着くことも考えられる。
とはいえ、ETH現物ETF承認や大統領選挙でのトランプ氏の好影響等、ファンダメンタルズ面での好材料が多く、さらなる上昇は十分に期待できそうだ。